2010年05月11日

『第9地区』


土曜日に、急に映画を観たくなって『第9地区』を観に行って来ました。
予告見た時は、ハリウッドで良くあるエイリアンが来て地球で大パニック、なタイプの映画かと全然興味はなかったんですが、
感想を読むとどうも違うらしい、なかなか面白いらしくアカデミー作品賞にもノミネートされた作品らしい、ということがわかり興味が出てきました。


観た感想は、そう来たかー(ノ>д<)ノでした!
設定が面白かったです。
エイリアン物でこういう設定は確かに今までなかったのではないでしょうか。
アメリカの有名都市でもなく南アフリカのヨハネスブルグに巨大UFOというのがまず新鮮、
そしてエイリアンも攻めてきたわけじゃなく、難民扱いという設定。
このエイリアンたちの難民地区が『第9地区』なわけです。

そしてこの映画、とっても皮肉に満ちています。
昔(といっても今も依然としてあるのでしょうが)人が人を差別していたことをそのまま繰り返しているんです。
他の映画だとエイリアンと戦争していたり、あるいは対等の関係だったりするのですが、
この映画では人間の方が立場が上です。
彼ら蔑称で呼び、露骨に差別してはばからない。
昔から有色人種ということで差別を受けていたアフリカにUFOがいて、今度は人種に関係なく人間全体で差別をしているというのも皮肉に感じました。人間のエゴというか、歴史は繰り返すというか…。

ドキュメンタリー風に作られている部分もあって、
もし実際に、地球に大量のエイリアンが難民として押し寄せてきたら、本当にこうやって差別をする社会になるかもしれないというリアリティがありましたねー(>д<)


ストーリーの展開は、どっちの方向に転んじゃうんだろうとなかなか気を持たせてくれます。
人間のエゴがむき出しなので、だんだん気持ち悪い造形のエイリアンよりも人間の方が気持ち悪くなってきちゃいました。あんな触覚うにょうにょのエイリアンに感情移入したくなった映画なんて初めてかもしれない(笑)
最後の方はちゃんとハリウッド的な派手な撃ち合いがいっぱいですので、そういうのを期待してる人にも楽しめるのではないでしょうか。


あっという間の2時間でしたが、酔いやすい私は、前半のドキュメンタリー風な手振れ画面で酔ってしまい、両隣が空いているのをいいことに席からずり落ちながら斜めになって鑑賞してましたw

それにしても、ピーター・ジャクソンってすごいの作るなぁ…。


posted by えびす at 20:38| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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