2010年10月18日

『小さな村の小さなダンサー』


リー(ツァオ・チー)は1961年、中国・山東省で7人兄弟の6番目の息子として誕生する。彼は11歳で親元を離れ、北京の舞踏学校でバレエの英才教育を受ける。やがてたくましい青年に成長したリーは、中国を訪れていたヒューストンのバレエ団の主任ベン (ブルース・グリーンウッド)の目に留まり、アメリカでのバレエ研修に参加することになる。

オーストラリアでベストセラーとなった、リー・ツンシンの自伝を映画化した感動作。中国の貧しい村出身の少年が幼くして両親と別れ、バレエダンサーとしての才能を開花させる過程をドラマチックに描く。本作の主演を務めるのは、バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパルであるツァオ・チー。その母親を、『四川のうた』のジョアン・チェンが演じている。激動の時代を歩む彼の人生の変遷とともに、その並外れた踊りにも息をのむ。
(Yahoo!映画より)




素晴らしかった!
評判が随分良いのは知っていたのですが、そういう場合って実際観ると「あれ、思ったより普通だなぁ」と感じちゃうことってあるじゃないですか。
期待の方が高すぎちゃって負けちゃう、みたいな。
それがこれはその期待の高さを裏切らない映画でした!

てっきり中国映画かと思っていたら製作はオーストラリアだったんですね。
タイトルを見た限りでは、昔観たイギリス映画『リトル・ダンサー』を髣髴とさせるなぁ
(あれもとても良い映画でしたよねー。未だに印象に残ってます。またもう1回観たい)
と思っていましたが、そう思って来る人を狙ってこのタイトルにしたんでしょうか。
しっかり釣られたクチです(笑)
(原題は MAO'S LAST DANCER だったよ)


中国の文化大革命時代の話ということで、暗く重くひたすら耐える主人公!的な内容を想像していて、あまり重苦しいのは嫌だなぁと観る前は思っていたのですが、その時代については割合さらりと描かれていました。
というかタイトルから子供時代の話が中心なのかとばかり思っていたら、そうでもなかったです。(やっぱり『リトル・ダンサー』を連想させようという意図があったのかと邪推ww)


また、中国での苦しい少年時代からアメリカで成功するまでを描いた自伝小説の映画化ということで、もっと感動的な部分を強調した演出がされているのかと思いましたが、いい意味でこれまた裏切られました。
感動するよ感動するよ〜という押し付けがましい演出ではないです。
でも最後のほうは自然と感動が湧き上がってくるんですよね。
もうね、恥ずかしながらじわーーっと涙出ちゃいましてww
いやでもあれは感動するって!ラストにかけてはあれは自然に涙出ちゃうって!!


本物のバレエダンサーが俳優として出演しているのですが、演技も上手なので安心してみられます。本当のプロの人って踊りでにしろ映画でにしろ「演じる」という点で同じということなのでしょうか、分野が異なっても表現できるものなのですね、すごいなぁ。


当時の中国という国の在り方を知り、ところどころのさらりとしたユーモアに笑い、バレエの迫力に魅入り、じわっと溢れ出る感動に泣いた良い作品でした。
おすすめです。
posted by えびす at 21:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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