2010年04月13日

『シャッター アイランド』


ネタバレにも触れているので下げておきます。














“嵐に閉ざされた孤島で密室から人間消失”

という予告編を見たので、てっきり本格ミステリーかと思ってたらサイコサスペンスでした。

本格ミステリー好きとしてはちょっと残念でしたが、サスペンス物としてもなかなか面白かったです。
『シックスセンス』のような観客も巻き込んだトリックです。(予告編もトリックの一環でした(>_<))
ところどころに色々匂わせているので、ちゃんと最後まで行かなくても「こういうことかな」と真相に辿り着けるようにはなってます。謎自体はそこまで難しくはないかな。
本編自体はスリルもあってディカプリオの迫真の演技もあり、まぁまぁな出来だとは思いますが、問題は映画前の余計な冒頭。
映画の冒頭で“騙されるな”的なモノローグが出てくるのですが、これがかえって興醒めでした。
何かあるぞと構えて観てしまうので、確かにトリックは途中で分かりましたが、この冒頭が無い方が素直にストーリーに入って素直に騙されて面白かっただろうな、と思っちゃいます(´〜`;)

冒頭で繰り返していた線の平行や長さなどの“目の錯覚”と、本編で出てくる“幻覚”は全然違う気がするんですけど…。
錯覚がキーになるようなシーンなんてあったかなぁ…。
煙草の煙の流れ方が変なシーンと物が一瞬消えたりしたように見えるシーンがあったような気がしますが、そこが錯覚だったのかしら。
いやでもあれも“幻覚”ですよねぇ…(-_-;)


そして私がぼーっと見ていたせいかもしれないけれど謎なまま部分が。
事情聴取した女性患者が書いた「RUN(逃げて)」は結局なんだったのだろう。どういう意味で書いたんだろうか。そもそも彼女自身が本当の患者ではないのかもしれないし…。ここも奥さんの投影で文字は自分で書いたの?とか思っちゃいました。
患者だとしたら結局本当の黒幕は病院側だったっていうこと?テディに対してのあの大きな仕掛け自体が実験だという意味での「逃げて」なのでしょうか。

あと洞窟であった女性は、現実世界で看護婦とかでいたのでしょうか。彼女とは手術についてなどの重要な会話をしていたので、全て“幻覚”で片付けられてしまうと何だか違和感を感じます。


そんな感じで私が気付かなかっただけかもしれませんが、少し消化不良のものが残っています…(; ̄ー ̄
きっとちゃんと謎解きのヒントが散りばめられてたんですよね。そこまでは気が付かなかったなぁー!
ちょっと解説サイトでも探してみるかな。


ストーリーはサイコサスペンスなので明るくハッピーエンド!ではないです。
真実が明らかになるほどどんどん重くなっていきます。
主人公テディの悪夢が結構キツイ描写なので、死体や血がダメな人にはツライかもしれません。
そういうのは割と私は平気な方なんですが、そんな私でも何度も悪夢シーンを観ているうちに陰鬱な気分になっちゃいました。

最後も意味深でしたね。
「善人として死ぬか、モンスターとして生きるか」…だったかな。
そんなセリフを言って最後になりますが、私は前者の意味として捉えました。

謎解き確認という意味ではDVD化されたらもう一度きちんと観てみたいかもしれない。

posted by えびす at 20:15| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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